教育の情報化 O02 9月15日 (水) 10:00〜12:00
私学における教育の情報化
〜普通教室や教科でのICT活用〜
講演内容:
立命館小学校におけるICT利活用による授業実践とその効果について
立命館小学校では、各教室にパソコンと電子情報黒板を配置し、モジュールタイムや日々の授業の中でこれらを活用し、子どもたちの学ぶ意欲を喚起してきました。今回の講演では、ニンテンドーDS教室という新たなICT機器を利用した実践について紹介します。このシステムでは、無線LANを活用して、課題に対する子どもたち一人一人の解答状況などを瞬時につかむことができ、本校がこれまでに培ってきた授業実践やモジュールタイムなどの高度化などを期待しています。講演では、効果と課題についてもお話します。

学校法人立命館 立命館小学校 教諭
鳥島 裕之 氏

聖パウロ学園
光泉中学・高等学校における普通教室でのICT活用事例と今後の推進計画について

聖パウロ学園 光泉中学・高等学校では、教科教育におけるICT利活用に対応すべく、全普通教室、特別教室ににプロジェクターや電子黒板、教材提示装置を整備してきました。
整備後の活用事例とこれからの本格活用に向けた取り組みをご紹介いたします。

学校法人聖パウロ学園
光泉中学・高等学校 副校長
山内 彰 氏

須磨学園におけるICTへの取り組み
須磨学園では、中学1年生からひとりに一台のノートパソコンを使ったICT教育を行い、校内には、無線LANでインターネットにアクセスできる環境を整備しています。
また、教員、生徒、保護者はグループウェアによって、いつでも自由に交流することが可能です。
さらに、昨年度より学校における携帯電話のあり方を見直す「制携帯」を検討し、今年度の新入生全員に導入しました。「制携帯」ではグループウェアのメールを送受信することが可能で、緊急時の連絡がとりやすくなりました。
今回は、須磨学園でのこれらの取り組みと、それによって分かったこと、現在の取り組み、そして、これからの取り組みをご紹介いたします。

学校法人須磨学園
須磨学園中学・高等学校 学園長
西 和彦 氏