教育改革 T13 6月4日 (木) 13:00〜15:00
大学の情報化による授業改革2
講演内容:
FD/SDを核とした大学教育改革
改革は人が行うものである。代替不可能な専門家集団からなる大学において、上意下達による一方的な改革は成就しない。それゆえ個々の教職員の主体性と能力を伸ばしていくことが必須である。これを担うのがFDとSDである。山形大学はこれまで相互研鑽の理念の下、公開・共有化を柱としたFDとSDを推進してきた。山形大学を中心としたFDのネットワークの輪は、山形県から東日本全域へと拡大していった。FDはSDを生み、そこから「エリアキャンパスもがみ」の現地体験宿泊型授業が誕生した。現在、山形大学は「先端学習ラボ」の新設によって、学生主体型授業の開発と共有化というFDの新段階に挑戦している。FD/SDは時代への持続的な挑戦でもある。

山形大学地域教育文化学部
高等教育研究企画センター(兼担) 教授
小田 隆治 氏


TAとともに創る教養教育〜PF-NOTEの活用を通して〜
大人数の教養教育では、従来型の講義一辺倒では限界があるので、TAとの共同による授業創り及びPF-NOTEの活用を通して展開しています。その場合、授業前の準備段階から授業案の設計、そして実際の授業展開など、実例をパワーポイントで示しながら、「単位の実質化」に向けた授業創りについて説明します。
TA:
 東北大学大学院教育学研究科
  博士課程(後期) 足立 佳菜 氏
  博士課程(後期) 鈴木 学 氏
  博士課程(前期) 頼 羿廷 氏

東北大学大学院教育学研究科 教授 
(distinguished professor)
水原 克敏 氏