サイエンス教育 T44 6月6日 (土) 9:30〜12:00
宇宙教育シンポジウム
〜宇宙が子どもたちの心に火をつける〜
・開会挨拶〜基調講演
講演内容:
【基調講演1】
新学習指導要領における宇宙教育の活用
21世紀は「知識基盤社会」と言われるほど、新しい知識・情報・技術が社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要性を増しています。
平成20年3月告示の新学習指導要領でも、確かな学力、豊かな心、健やかな体の調和を重視する「生きる力」を育むことがますます求められています。
宇宙教育は新学習指導要領の理科をはじめ多くの教科・領域に関わって活用が期待できます。
基調講演では、新学習指導要領で活用できる宇宙の素材・教材の事例を紹介し、教育現場で活用できる宇宙教育についてご紹介します。

宇宙航空研究開発機構 宇宙教育センター長
中村 日出夫 氏


【基調講演2】
月周回衛星かぐやから見た月
月周回衛星かぐやから見た月の観測結果、最新の運用結果/予定について紹介を行う。

宇宙航空研究開発機構月惑星探査プログラムグループ
SELENEプロジェクトチーム
小西 久弘 氏

【基調講演3】
宇宙から見る地球環境 〜 地球観測衛星の最新データと教育への展開
いま地球規模で起きている環境の変化や、それが私たちの身の回りの自然や社会に与えている影響について、地球観測衛星が宇宙から捉えた地球の様々な画像をご紹介しながら、また時に他の惑星のデータも見比べながら、「宇宙の視点」で考えてみます。本講演ではさらに、衛星の画像を活用した授業実践の取り組みについてもご紹介。生徒さんが自ら衛星のデータを画像化・解析して地域の自然環境などについて考察した成果をご紹介します。

宇宙航空研究開発機構 地球観測研究センター 開発員
大木 真人 氏