大学の情報化 T10 6月4日 (木) 10:00〜12:00
大学における最新システム導入事例
〜ICカード活用・統合認証など〜
講演内容:
統合認証システムとGoogle Apps連携環境構築および運用の実際
近年、Google社、Yahoo!社、Microsoft社といった世界企業が教育機関向け無償APIの提供を始めました。しかしながら「無償」というキーワードに関し各教育機関において「セキュリティ」や「運用ポリシー」、「契約やSLE」といった論議等で現在検討中という現実も多いかと思います。
亜細亜大学では3年前に導入された統合認証システムとGoogle社の教育機関向け無償API「Google Apps Education Edition」を連携させ、よりセキュアでローコストな環境構築が本年度完成いたしました。
本セミナーでは
・統合認証システムとの連携を大前提とした無償API比較検討
・導入準備段階で必要な環境整備(問題点の洗出し)
・導入時に発生した諸問題
・導入後の問題とそのフォローアップ
といった点を実務レベルでなるべくわかり易い形でお話したいと思います。

亜細亜大学 学術情報部 情報システム課
清水 博之 氏

学生証のICカード化について〜導入1年を振返って〜
本学では2008年4月より、ICカード学生証を導入し、Webサービスと連携した出欠管理システム、Information PC(個人向けポータル表示システム)等を稼働しています。
導入後1年が経過し、ICカード学生証の当初導入目的が達成できている部分と、現時点では十分に活用に至っていない部分などが、整理されてきました。
事例発表では、学生証ICカード化について、システム化対象の範囲、導入にあたって判断したこと、導入にあたっての気づき、及び、ICカード導入の評価を中心にご紹介いたします。

学校法人昭和女子大学 学園本部 事務センター長
沼 明彦 氏

大学におけるソフトウエア資産管理の実践について
昨今、コンプライアンス(法令順守)やアカウンタビリテイ(説明責任)の観点から、ソフトウェア資産管理の重要性はいっそう高まっています。
いわゆる不正コピー問題への対応、法的適正性の確保は、大学の経営課題であると言っても過言ではありません。
ソフトウェアとライセンスの適性管理に関する最近の動向と、学内のソフトウェア資産を"見える化"するための解決策を、支援ソリューション「ASSETBASE PCスキャン」を交えてご紹介いたします。

(株)内田洋行