教育の情報化 O10 6月18日 (水) 10:00〜12:00
教育の情報化に向けて
〜10万教室ICT化支援プロジェクトほか
総務省の取組みと教育現場における
ICT活用事例のご紹介〜
講演内容:
総務省における教育の情報化に向けた取組について
総務省では、「u-Japan政策」を策定して、ユビキタスネット社会の実現に向けて、ネットワークの整備とその利活用を推進する様々な取り組みを行っています。教育の情報化は世界最高水準のICT国家実現の基盤となるものであり、その推進はユビキタスネット社会の実現のために重要な課題となっています。10万教室ICT化支援プロジェクトなど、教育情報化に関係する様々な総務省の取組について紹介いたします。

総務省情報通信政策局 情報通信利用促進課長
松川 憲行 氏


NHK教育用映像の配信実証実験プロジェクト「オアシス」
NHKの学校向け番組とビデオクリップを小中学校での授業用に3年間無料で提供することにより、校内LANの有効活用と整備普及を目指すプロジェクトの報告。オアシスは2006年11月から配信を開始し、現在6,000校を越える学校でご利用頂いています。特徴は、パソコンの全画面表示でも見れる高画質(1.5Mbps)、そして約3,000本という良質なNHKコンテンツの豊富さです。本年度は更に使いやすいサービスを実施する予定で、その内容についても紹介します。

財団法人マルチメディア振興センター
中出 雅信 氏

越前市における教育の情報化への取組みについて
越前市は、平成19年度に教育の情報化のためのコンピュータ整備事業を行いました。この整備の目的スローガンは「向き合う時間をふやす」になります。行政情報部門と教育委員会そして学校さらには企業が参加連携して作り上げたシステムになります。本セミナーでは、このシステム内容の紹介のみならず、現在に至るまで、越前市としてどのように取組みを進めてきたか、さらには今後の方向性などについて紹介します。

越前市教育委員会事務局 学校教育課参事
魚谷 充裕 氏

越前市産業部観光振興課 参事
福島 孝之 氏

情報モラル教材「伸ばそうICTメディアリテラシー」のご紹介
総務省事業として、小学校5・6年生向けに開発されたICTメディアリテラシー育成プログラム「伸ばそうICTメディアリテラシー」の概要と教育現場での利用方法をご紹介します。

内田洋行教育総合研究所