大学教育の新しい取り組み O07 6月19日 (木) 10:00〜12:00
大学の情報化最新事例情報
〜ICカード・情報セキュリティとコンプライアンス〜
講演内容:
ケータイを活用した学習環境「Mobile CUBE」の構築
甲南学園は、開学90周年に向けた新たな挑戦(CUBEプロジェクト)として新学部マネジメント創造学部(教員20名1学年180名)開設に向け、準備を進めています。新学部は、兵庫県阪急西宮北口駅前に2009年4月開設予定で、大教室講義を廃止し、少人数のプロジェクトを中心とした新たな教育スタイルを実践します。
この新学部では、学生全員がノートパソコンと携帯電話を持ち、日常的な講義やキャンパスライフにおいてこれら情報機器を活用し、教育研究活動をおこなう「Mobile CUBE」を構築します。
講演では、第一に、CUBEプロジェクトのコンセプト、教育内容、育成する人物像について概要を説明します。第二に、CUBEでの学びを支援する「Mobile CUBE」を中心とした、情報環境について紹介します。

甲南大学情報教育研究センター 准教授
井上 明 氏


IC学生証を利用した授業出席管理 〜情報化による教育支援・学生サービスの現状と今後〜
情報化による教育・学習支援、学生サービスに取り組んでいる中、本学では2008年4月よりEdy機能搭載のIC学生証を導入、IC学生証を利用して週、1,800余りの授業の出席情報取得を開始しました。講義、演習、実験・実習など、多様な授業形態における情報の取得、課題について、また様々な授業情報、学習情報を利用した総合的な支援・サービスの現状と今後について紹介します。

中部大学教務部 次長
川尻 則夫 氏


すべての大学に実践を求められています!ソフトウエア資産管理
昨今、コンプライアンス(法令順守)やアカウンタビリテイ(説明責任)の観点からも、ソフトウエア資産管理の重要性はいっそう高まっています。
ソフトウエア資産が適切に管理されていない状態では、不正コピーなどのライセンス違反や、不要なライセンス購入によるコスト負担などのリスクを抱えることになります。また、適切なバージョンアップやパッチ適用が難しくなることからセキュリテイ上の問題も発生します。
本セミナーでは、最近の動向をはじめ、実際に取り組む際に実務レベルで適用できるソフトウエア資産管理基準、現状の管理レベルの評価や目標設定指標となる管理評価基準のご紹介、そして取り組む際の支援ソリューションなど、今すぐ役立つ情報を満載にしてご紹介させていただきます。

ウチダスペクトラム株式会社
株式会社内田洋行