教育の情報化 S05 11月21日 (水) 16:00〜17:30
【パネルディスカッション】
学力向上とICT
講演内容:
【コーディネーター】
東北学院大学教養学部准教授
稲垣 忠 氏


「みればわかる きけばわかる やればもっとわかる」ICT活用
小学校高学年算数科や国語科、総合的な学習の時間等において、教師・児童が、普通教室で日常的にICTを活用した授業実践事例を報告します。E−黒板やプロジェクタ、実物投影機、プリンタなどを効果的に授業で活用した事例や、市販・フリーの教材ソフトを授業で活用した事例など、普段から授業で簡単に使え、かつ学力向上や生徒の活力向上などに繋がる授業事例をご紹介します。現在e−黒板の普及のための調査研究にも参加し、学校全体で積極的に授業でのICT活用に取り組んでいます。

宮城県富谷町立成田東小学校
佐藤 靖泰 氏


大きく映すICT活用でわかる授業を!
普通教室の授業でICT機器を活用した実践事例をお話し致します。
『小さな教材を大きく映す』教材提示装置とプロジェクタを組合わせるICT活用は、子どもたちの集中力を高めるだけでなく、子どもたちの理解を深めることにとても効果的です。口頭の説明だけではわかりにくい事も、大きく映した教材で指し示すことができるので、指示も通りやすくなります。
『わかる授業』の第一歩として、簡単に取組むことのできるICT活用を皆さんも始めてみませんか。

岩手県奥州市立水沢小学校
佐藤 正寿 氏


普通教室にちょこっとICTで、子どもに力をつける!
本校では「大岡小パワーアッププログラム」の一つの手立てとして、普通教室でちょこっとICTを取り入れた授業を行い始めました。各教科のねらいを達成するために、プロジェクタ+実物投影機+マグネットスクリーンという3点セットを活用して、必要なものを必要な時にちょこっと見せるという授業を全校で行っています。「ちょこっと見せても効果は大きい」そんな授業を目指しています。
また、文部科学省 先導的教育情報化推進プログラム「デジタル指導を用いたICT活用指導力機器の活用に資する調査研究」の研究校として、映像コンテンツやデジタル教科書等を活用した授業にも挑戦しています。

栗原市立大岡小学校
成瀬 啓 氏