サイエンス教育 T42 6月9日 (土) 15:40〜17:40
JST理数大好きシンポジウム in 東京
〜次代を担う人材の育成を目指して〜
第三部
・未来の科学者を生み出すSSH
・理科支援員等配置事業の紹介
・おもしろ実験教室「夢とロマンの理科教育」
・平成18年度開発優秀コンテンツ表彰
講演内容:
未来の科学者を生み出すSSH<実践事例紹介:「光の違いによる植物の成長変化」>
文部科学省が指定する「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」は、未来を担う科学技術系人材を育てることをねらいとして、理数科教育の充実をはかる取り組みです。東海大学付属高輪台高等学校では、各学年にSSHクラスを1クラスずつ設置し、学習意欲を深める教育プログラムの研究開発、理科・数学のカリキュラム開発、評価手法の開発、連携手法の開発等を実施してきました。今回の発表では、その成果と今後の課題を報告するとともに、生徒発表として、第2学年で実施した課題実験の研究成果について報告します。

東海大学付属高輪台高等学校
石井 良 氏

東海大学付属高輪台高等学校3年生の皆さん


理科支援員等配置事業の紹介<実践事例紹介>
独立行政法人科学技術振興機構では、今年度より全国の都道府県等教育委員会に委託し、退職教員や企業技術者・大学生等の外部人材を、理科支援員又は特別講師として小学校に配置し、理科授業の充実及び教員の資質向上を図るために配置・派遣をする、「理科支援員等配置事業」を実施します。 今回は、本事業の概要等について紹介いたします。

科学技術振興機構 理数学習支援部 理科学習支援課長
大木 茂 氏


おもしろ実験教室「夢とロマンの理科教育」<実践事例紹介>
なぜ人は科学に魅了されるのでしょう。それは科学が非常に面白いからなのです。すべてのエンターテイメントの中でも最高峰でしょう。ところが日本の人々にその面白さが伝わっているかというとそうでもないようです。科学の面白さを伝えるにはまず身近なものから。私の開発した実験をお見せしながら科学の面白さを伝える手法をご紹介したいと思います。

大阪市立高等学校 
山田 善春 氏