医療・看護教育 O23 6月21日 (木) 13:00〜15:00
大学における医療・看護系教育の課題
〜第3者評価の視点から〜
講演内容:
大学における医療・看護系教育の課題
〜第3者評価の視点から〜

19世紀に設立された近代大学の、少数精鋭を対象としたエリート養成とは全く異なる21世紀の大学は、大学教育を広く普及させながら個性化・卓越性が求められるようになってきました。150大学を超えた看護系大学や21世紀の医療を担う医療者を養成する大学は、これから何が求められるのか、社会ニーズに応える為に、どのような大学であったらよいかを考えてみたいと思います。社会的責任を果たすためには、大学が行う教育研究の現状を見つめ、常に改善への取り組みが要求されます。改善のためには評価は切り離すことは出来ないものであります。なぜ、どのように評価することによって改善に結び付けていくのか、評価の視点を見つめつつ、医療・看護系の大学教育の現状と課題を探り、今後の大学像をご一緒に描くことが出来ればと思います。

京都橘大学 看護学部長
前原 澄子 氏