語学教育(高校・大学) T33-B5 5月30日 (金) (16:30〜17:50)
CALLと学習環境
講師:
宇都宮大学教育学部 助教授
渡辺 浩行氏
帝京科学大学 助教授
山本 涼一氏
東京国際大学 助教授
五十嵐 義行氏
プロフィール:
【ISA(Inter School Association)】
言語・テクノロジー・異文化コミュニケーションをキーワードに、小・中・高・大の連携を目的として交流を行っている。参加者は、小学校から大学の語学関係及び他教科の教員・大学院生・学生と企業関係者で、月1回の定例会とメーリングリストなどによるオンライン交流を図っている。現在、大学間及び中学・大学、高校・大学の授業交流を中心としたプロジェクトを推進しており、学会などにも積極的に事例発表を行っている。

【渡辺氏】
高校英語教師として18年勤務。その後大学でCALL(Computer Assisted Language Learning)を研究実践し、現在は学部・大学院生、現職教員を対象に英語教育を担当。

【山本氏】
神戸市立外国語大学卒業。帝京科学大学理工学部助教授、帝京科学大学外国語科目主任、私立大学情報教育協会、情報教育方法研究会運営委員会委員。主な著書に『コンピュータ利用の英語教育』(共著)メディアミックス『第3世代の英語教育』(共著)松柏社、その他学会発表多数。

【五十嵐氏】
東京国際大学にて言語学・英語学・日本語学分野の研究に従事。さらに、学部内英語教員有志により組織されたCALL検討委員会に平成8年度より参加しCALL研究に携わり、毎年LLA(LET)、JACET等さまざまな学会で共同研究発表を行う。CALL関係の主な論文には、上記CALL検討委員会メンバー共著の「CALLと学習環境」 (1998年)がある。
講演内容:
東京国際大学に導入されたCALLシステムの運用と有効活用を目指して、1996年、CALL検討委員会が誕生した。そして、幾多の試行錯誤の実践と研究成果を体系化し、論文「CALLと学習環境」を世に問うた。そこに携わった教師が、実践と研究から得た知見をもとに、その後の発展的活用を含めてCALL学習環境のあり方と問題点を語る。
関連サイト:
帝京科学大学
http://www.ntu.ac.jp/
東京国際大学
http://www.tiu.ac.jp/index.html