大学における教育改革 S36-A3 6月21日 (金)14:45〜15:45 対象 大・私
大学改革戦略の再考−目標、目的、評価、効果等の明確化のために−
講師:
学校法人佐野学園(神田外語大学・神田外語学院) 
理事長室長
北原 賢三氏
プロフィール:
早稲田大学第一法学部卒業後、安田信託銀行入社。その後、学校法人佐野学園にて、神田外語大学設立に参画する。1989−91年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校教育大学院で高等教育の組織・経営を修士課程で学ぶ。同校より教育学修士号取得。1992年神田外語大学教務部長就任の後、1997年−2000年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校教育大学院博士課程で高等教育の組織変革を中心に研究。現在、佐野学園理事長室長。大学・短大経営コンサルタントもおこなっている。
講演内容:
様々な大学で、「グローバリゼーション」の潮流の下、「生き残り」をかけて、様々な改革が実施されている。国際化や情報化などを名目に留学生を増やしたり、コンピューター設備を充実させたり、産学協同をめざして、リエゾン・オフィスを置いたり、またはベンチャー企業家の養成を試みたりと話題豊富である。しかし、これらの改革は本当に実効性があるのだろうか。つまり、大学の目的・組織は企業の目的・組織とは根本的に異なる。大学改革の目的をもう一度再考し、異なった視点で、かつ具体的にお話いただきます。